コリと張りの違い(持論12/30追記)
- imosakuo
- 2024年12月26日
- 読了時間: 3分
更新日:1月8日
■コリと張りは同義?
前回、コリの解釈を記載しましたが、肩こりのコリはコリ(硬結)ではなく、肩の筋肉の張りだと思われます。コリは広がって腱の部分から硬くなると聞いたことがありますが、私としては理解しにくい現象です。コリが原因で筋肉自体が硬くなってしまうことはあると思いますが、張り=コリと考えるのは現実的ではないと思います。
人の体は大小さまざまな筋肉で成り立っていますが、作業一つとっても全ての筋肉を均等に使うことはできていないでしょう。コリや怪我や姿勢などももちろん影響しますので必ずバランスは崩れているわけです。アンバランスをカバーするのが筋肉の張り(=力を入れている状態)と考えており、僧帽筋や肩甲挙筋が張ることで肩こりになっていると思います。
■張りは異常じゃない
それを裏付けるために寝ているときに肩はこっているでしょうか?横になると楽とか、座ると大丈夫とかあると思います。それは状態によって使う(フォローする)筋肉が違うからです。本当に肩の筋肉が固まってしまっているのであればどんな状況になっても筋肉は固まっているはずです。つまり肩には異状ないわけです。
確かに張っている筋肉をほぐすのはイタ気持ち良かったり、張りが緩和されるため楽になるのは魅力ですし、もちろんリラックス効果も期待できます。これがいわゆるリラクゼーションになるわけです。
しかし張っていることでバランスとっている身体としてはバランスが崩れてしまうのでまたバランスとるために筋肉を固めようとします。症状が戻ってしまったり、関節に痛みがある場合などは悪化してしまうことがあるのはこのためです。
■張りの対処
コリは筋肉の異常ですからアプローチすることは大切ですが、張りは筋肉の異常ではないことのほうが多いのでアプローチしないほうが良いのです。
では張りはどうしたらよいでしょう?ある程度の張りは誰しもあるものですが、辛かったり違和感があったり、動かしにくい時などはそれを支えるために他の筋肉が張ってしまったり、最悪筋肉に異常を発生させてしまいますので対処が必要です。
その場合、やるべきことはバランスが崩れている原因を対処することです。
■総括
そして原因が分かり対処できれば違う筋肉が頑張らなくて済むようになるので張りは自然と収まるというわけです。
肩こりで肩をほぐすのがリラクゼーション。その原因を処置するのが整体。といった印象でしょうか?ちなみに治療行為である整形外科は肩を治す処置です。何が良いかは受ける方の主観でいいですが、私なら整体でしょうね。なので私は解剖学や整体の勉強をしておりますし、このブログもその一環と決意です。そしてリラクゼーションと整体を融合出来たらと思ってます。
ちなみに整体が全て原因を処置するかというとそういうものでもありませんし、考え方も違います。なんなら自称で整体はできますから何も知らない人かもしれませんのでその辺は勘違いなされないように。
安心したいなら接骨院ですね。国家資格もありますしイメージ的には原因の本当の原因を見つけて処置するスーパーKですね。
でも、くれぐれも先生次第ですのでお気を付けを。
それよりも安心なのはこの枕。
お金に糸目つけないのなら検討してもらったほうが良いと思います。
私も余裕ができたら買って来てくれた方に試してもらおうと思います。
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